美容師として働くことのデメリットは、まず立ち仕事なので足腰に負担をかけやすいということがあります。
スタイリストになってからは、カットなどが中心になりますので、そこまで負担がかかってしまうこともないのですが、アシスタントの時期はシャンプーが中心なので、かなりきつい思いをすることも。

そのため、美容師は社会人になってからキャリアチェンジするにはあまり適していないといわれています。
20代ならまだしも、30代入ってから美容学校に通って国家資格を取得して……となると、一人前のスタイリストになる頃には40歳近くなっており、それまでアシスタント業務を行うのが体力的にとてもきついのだそうです。

次に、美容師はヘアカラーなどの薬品を直接手で触って施術を行うので、手荒れしてしまう方が非常に多いです。
誰もが最初はかなりの手荒れに悩み、皮膚科をはしごして治療に励みます。
肌が薬品に慣れてくると、徐々に肌荒れも落ち着いてきて、セルフケアでもただれてしまうようなことはなくなりますが、肌が敏感な方はずっと手荒れが治らず、それが原因で美容師の道を断念してしまう方もいらしゃるほど。
これは大きなデメリットであるといえるでしょう。

手荒れについては、日々心を砕く必要があります。
もちろん耐性がついている方もいらっしゃいますが、手荒れせずに毎日仕事ができている方は、シャンプーが終わるたびい低刺激の石けんで手をよく洗い、しっかり流してからハンドクリームを塗ってケアしているそう。
すぐにまたシャンプーをしてしまうので、面倒だから軽く水で洗ってそのままにしてしまうという方も多いようですが、これが手荒れの原因になるようですので、できるだけ仕事中もこまめにケアをすることが大切です。

そのほか、スタイリストになるまでかなりお給料が低いのというのも、デメリットのひとつ。
アシスタントの場合は15万円にも満たないところも多いので、アシスタントの収入だけで一人暮らしをして自活するというのはとても厳しいです。
またスタイリストになった後も、勤務時間などを加味すると決して報酬が高いとはいえないサロンも多く、独立するまではかなりつつましい生活を余儀なくされます。

美容師はとてもメリットの多い仕事ではありますが、このようなデメリットもありますので、デメリットについてもよく検討した上で、今後の進路を決めるとよいと思います。
また必ずしもこの限りではないので、いろいろとヒアリングしてみて自分なりの結論を出してくださいね。