ファッションデザイナーのやりがいは、なんといっても自分のデザインした洋服を人々が着ているところを見た時ではないでしょうか。
街を歩いていて「あ、自分がデザインした服だ」と思うと、驚くような照れくさいような、けれどすごくうれしい気分になるのだそうです。

有名ブランドになると、自分のデザインした服を着ている人を街中で見るようになります。
それはすごい充実感であることでしょう。
とあるファッションデザイナーの方は、海外でファッションデザイナーの仕事をされていますが、本業のほかに環境保全のデモを行っています。

そこに寄付するために、自分のデザインしたカジュアルなスカーフを販売し、その利益を経費を除いてすべて環境保全団体に寄付しているそうなのですが、ある集会のときに世界的に有名なアーティストが自分のつくったスカーフを首に巻いてデモに参加しているのを見て、持っていソフトスクリームをまるごと落としてしまったそうです。
それからというもの俄然やる気が出て、今ではたくさんのブランドのデザインを手がけています。

そのほかのやりがいとしては、ものづくりに共通することですが、何かをつくって完成したときの達成感というのは何ものにも代えがたいと思われます。
洋服はデザインして出来上がるわけではなく、自分がデザインをし、パタンナーがパターンを作成し、縫製工場で縫製をしてなど、たくさんの工程を経て1着の洋服が完成します。
その完成した洋服を見たときは、子どもを産んだような気分になるのだとか。
自分のつくった子どもが世に出ていく喜び、その気持ちはなんとなくわかる気がしますね。

ものづくりは本当にやりがいのあるお仕事です。
またファッションデザイナーに限らず、デザインをするということは「伝える」という意味もあり、いろいろな面でやりがいを感じることができます。
「伝える」ことは、ファッションデザイナーも同様です。
自分は何を伝えたいか、そんなことを考えながらシーズンの洋服をデザインするお仕事は、素晴らしいお仕事だと思います。

たくさんのファッションデザイナーがそのやりがいなどについてインタビューを受けていますので、日本人、外国人を合わせてぜひ一度目を通してみるとよいでしょう。
自分たちでは思いつかなかったような発想や考え方で、日夜デザインを行っている彼らの話を聞いていると、たくさんのよい刺激を受けることができますし、ファッションがますます大好きになるに違いありません。