ファッションデザイナーとして働くデメリットは、とにかく忙しいということがまず挙げられます。

デザイナーはほぼ毎日深夜まで働き、会社を出て帰宅してから持ち帰った仕事をこなしている人も多いです。
販売員が研修で業務終了後本社に出掛け、研修が終了して帰宅する時間になってもデザイナーが机で仕事をしている風景を見かけたことがある方もいらっしゃるかと思います。
どんどんデザインを出して行かなければならないので、のんびり仕事をする日は皆無に等しく、それなりにパワーが無いと業務をこなすことができません。

また、前述したようにどんどんデザインを出していかなければならないので、アウトプットばかりの生活になり、それが次第にストレスになってしまうこともあります。
春夏のもののデザインを終えたと思ったら、まだ春になったばかりなのに次の冬のデザインを考えなければならなかったり、頭の中が混乱してしまいますし、デザインが枯渇してしまうこともあります。
しかし、枯渇してもデザインはどんどん出していかなければならないので、良い案が浮かばなくて苦しい思いをすることも。

このように非常な激務になりますので、忙しさのあまり自分を見失いそうになってしまう方も多いようです。
のんびりとリフレッシュできるのは、盆暮れ正月くらい、それ以外はずっと走り続けなければなりません。
タフな人でないと勤まらないお仕事なので、脱落してしまう方も多く、中小ブランドだとかなりデザイナーの入れ代わりが激しい様子。
体調を崩して辞めざるをえない方もいらっしゃいます。
ファッションデザイナーを始め、クリエイターはタフでないと勤まらない仕事であるといえるでしょう。

また、ファッションデザイナーは一人前になるとそれなりの収入を得ることができますが、新入社員で入ったことは、激務の上に収入はかなり低いので、好きでなければやっていられないような雇用形態で働かなければなりません。
これも大きなデメリットだといえるでしょう。

毎日残業だらけでも手取り収入が16万くらいというところもありますので、ブラック企業並みですが、新入社員はいわば修行中の身で、会社にとって利益を上げていないので、勉強しながらお給料をもらっているようなもの。
ここをぐっとこらえて技術を身に着けていくことで、少しずつ収入が上がっていきます。
有名ブランドの一流デザイナーになると、それこそ驚くような金額の収入を得ている方もいらっしゃいます。
そういう人たちも最初は薄給で修行していたはず。頑張って精進しましょう。